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地震速報の仕組み
地震では、初期微動(以下P波)と呼ばれる小さな縦揺れと、主要動(以下S波)と呼ばれる大きな横揺れが同時に発生します。P波とS波では伝播速度が異なり、P波が7km/秒、S波が4km/秒と、揺れの小さなP波の方が早く伝わってきます。この速度差を利用して、全国4235カ所(2010年4月1日現在)の地震計でP波を観測した段階で、震源と地震の規模(マグニチュード)を想定し、予測を配信するシステムです。

 

高度利用者向け緊急地震速報

 TVや携帯電話に配信されるのは一般向けの緊急地震速報です。
 高度利用者向け緊急地震速報は、まず地震が発生したことをいち早く知らせるための第1報を優先的に発表します。その後2つ以上の観測点で地震波が観測されれば、さらに解析を行い第2報・第3報…と情報の更新を重ね、予測の精度が安定したと判断されれば、最終報を発表します。あらかじめ規定されている時間内に2つ以上の観測点で地震波が観測されなかった場合は、ノイズ(故障や誤報)と判断してキャンセル報を発表します。第1報では非常に大きな誤差が含まれ、雷などによる誤報の可能性も高いのですが、第2報・第3報…が発表され、時間が経過するに従い、精度が上がっていきます。

一般向け緊急地震速報では、予め日本全国を200の地域に分けており、P波が2つ以上の地震観測点で観測され、最大震度5弱以上と推定された場合に、地震の発生時刻、震源の推定値、震央の地名、震度4以上と推定される地域名を発表します。原則としてキャンセル報や同じ地域に対する続報は発表されません。

 

続報の有用性

 高度利用者向け緊急地震速報の特徴である、続報の配信ですが実際にどの程度精度が変わるのでしょうか?
以下は2011年3月11日に仙台市内に設置している端末での受信履歴です。推定震度、また想定マグニチュードが大幅に修正されていきますので、高度利用者向け緊急地震速報端末を設置されている場所では適切な警報が発令できましたが、一般向け緊急地震速報では首都圏など発令されない状況も発生致しました。  

 

緊急地震速報端末、防災コンサルティングのエミューズ